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ITのサポート無しには何もスムースに仕事ができない時代になってきた今。
かつての紙とペンがパソコンに取って代わり、どこのオフィスでも誰もがあたりまえのようにキーボードを叩いています。
でも、本当にすべての人々がIT化の恩恵を受けているのでしょうか。すべての人がインターネットの便利さを享受できているのでしょうか。
私には、まだまだとてもそうとは思えません。銀行のATMの前で戸惑っておられるお年寄り、メールの送信を秘書に依頼している役員の方、ゲーム機しか使えない子供達など、ディジタルデバイドなどと言う言葉を使うまでもなく、ITの便利さを利用できない方々がまだまだ数多くいらっしゃいます。ITによって広大な情報の海が誕生したにもかかわらず、その中を自在に泳ぎまわって、必要な情報を手に入れることができない人達がまだまだいっぱいいるのです。
どのような方でもコンピュータの扉を開いて、情報の世界に入っていける魔法の杖はないだろうか。私達はコンピュータにアクセスする究極のヒューマンインタフェースとして、「自然会話文章」と「音声」を道具にする研究を6年前にスタートさせました。人のコミュニケーション行為としての「会話」とは何か、「会話」を通してどのように意図や意味を理解し伝え合うのかといった根源的な問題の検討から始まって、意味認識の数学的なモデル開発や意味の関連付けを定義した独自辞書の作成など、当社だけのオリジナルなアルゴリズムや認識技術を開発し、ついに従来には無い高度な意味認識機能を持った「CAIWA(会話)」システムを完成させたのです。 人間が行う「会話」は、言語を使って意思表示を行うための道具とも言うことができます。この意思表示をコンピュータや機械が正確に受け止めることができれば、「会話」はインタフェースの機能を持つ新しいものに生まれ変わります。もしも「会話」で機械を動かすことができれば、もしも「言葉」でコンピュータを動かしたり情報を引き出すことができれば、これが最も便利で使いやすいインタフェースになるはずです。私達の「CAIWA(会話)」をご利用いただくことにより、コンピュータが使えないお年寄りの方でも、また体にハンディキャップのある方でも、これまではコンピュータにアクセスできなかった方々が軽々とコンピュータを扱えるようになるのです。 人がしゃべる「言葉」の意味を「CAIWA(会話)」システムを通してコンピュータが理解できるようになれば、「CAIWA(会話)」システムはそのままエージェントの機能を果たすことにもなります。「テレビのスイッチを切ってください」、こんな口頭での指示を受けて、「CAIWA(会話)」エージェントが人間の代わりにテレビの電源を落してくれるのです。コンピュータと会話ができると言うことは、そのままエージェントを創造することが可能であることを意味します。しかもこのエージェントは、人間の命令に従うだけではなく、人の相談事に適切なアドバイスを提供してくれる「相談エージェント」として機能することも可能になるのです。例えば育児相談の受け答え内容をナレッジベースとしてエージェントに持たせる事で、育児相談エージェントが出来上がるわけです。人と人との関係がますます希薄になっていく現代では、些細な事でも相談する相手が見つからず、一人で悩んでいる方々がたくさんいます。悩みを話し、相談を聞いてもらい、お話をするだけでも人の気持ちは大きく癒されるはず。そんな相談エージェントとして「CAIWA(会話)」が果たすのではないかと考えられる役割の大きさに、開発者としても大きな期待をかけています。 人は一人では生きていけない動物と言われています。誰か相手がいて、そして社会の中で様々なコミュニケーションを通してお互いを支えあって生きています。相談事にかかわらず、人は誰でもただ一方的に話を聞くだけではなく、情報を発信する側にも回りたいものなのです。困っている時には相談事となり、気分が高揚している時には自分の気持ちや考え方、行動などを誰かに伝えたくなるものです。従来の双方向通信メディアは、手紙であり、電話であり、E-mailであり、投稿であった訳ですが、そのメディアの向こう側には、必ず生身の人間が必要でした。それでは、テレビやラジオまたWEBサイトのような片道通信メディアに対してリアルタイムに意見や感想、意思表示などの情報発信を行いたい場合には、どうすれば良いのでしょうか。そこでお役立ていただけるのが「CAIWA(会話)」によるエージェントではないかと考えています。ご意見を聞き取って、すぐにお答えできる内容であれば即答する。テレビのオンラインショップ番組に対しては、番組に直接問い合わせをしたり、注文を行うなど、片道通信メディアを双方向通信メディアに変えてしまう大きな力を「CAIWA(会話)」は持っています。 そして、自分の考えや意見をより多くの人々に聞いてもらう究極の方法が、自分の考えをナレッジベースに作りこんで、ブログなどのページで公開することです。すなわち自分の分身エージェントを作って、みんなに「会話」でアクセスしてもらうことです。自分の知らない人達が、自分の分身エージェントに「君の好きなタイプはどんな人?」と話し掛ければ、分身エージェントは「生き物に優しい、心の温かい人」と答える。こうして会話を続けることで、自分の考えや意見を多くの人々に発信することができるのです。 「CAIWA(会話)」が実現するコミュニケーションは、決してバーチャルマシンとの会話と言った冷たいメディアとの会話ではありません。なぜなら、そのナレッジベースの中にはそれを作った人の気持ちや意思が息づいているからなのです。 株式会社ピートゥピーエー 「CAIWA」開発者 黄 声揚 |
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